ピティナ調査・研究

世界のピアノの名器たち
松原聡
神奈川県出身。桐朋学園子供の為の音楽教室でピアノとソルフェージュを学ぶ。13歳でウィーン市立音楽院合格。酒井忠政氏に師事した後、プラハ音楽院へ留学し、ヤン・ノヴォトニー教授に師事。後に巨匠エリック・ハイドシェック氏に薫陶を受ける。2003年デビュー。これまで紀尾井ホール、杉並公会堂(大)、サントリーホール(小)、東京文化会館(小)等でリサイタルやコンサート出演、そして、夫人でメゾソプラノ歌手の松原広美と共にチェコ・ポーランド・イタリアでジョイントリサイタルを行い好評を得る。ピアノ研究家として歴史的ピアノ音源の収集や研究を行いCD復刻にも携わる他、大妻女子大学と京都市芸術大学のレクチャー講義、NHK「ファミリーヒストリー」故フジコ・ヘミング氏の特集にインタビュー出演。歴史的ピアノの発掘・啓蒙活動として、菰野ピアノ歴史館でレクチャー、愛媛県でのフォイリッヒ復活演奏会では報道各社で取り上げられた他、様々な名器発掘に関わる。執筆では、2024年3月号より「月刊ピアノ」歴史的ピアノ音源をテーマに長期連載を行う他、「月刊ショパン」や「レコード芸術」に寄稿。現在、各地でのコンサート活動の他、後進の育成にも取組み、コンクール審査員も歴任。ピティナ正会員。
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