ピティナ調査・研究

基礎テクニック一覧表

100のレッスンポイント

この一覧表は、基礎的なテクニックの項目を挙げ、注意するポイントを、簡単に列挙したものです。そのポイントが関係する練習曲も記しています。

項目 ポイント バスティン チェルニー30番
1 五指の独立 一本一本の指の独立 レガート奏法 指の強化 I-2-3、II-2、III-3、26-28、IV-12 1,16
2 音階 指かえの技術 手のひらを作ってレガート 指番号 II-4、16、20、24、26、28 8,9
3 和音 力まず響かす たたかない どの音をより響かすのか I-12、III-8、 3,10
和音の展開 指番号 固まりでスムーズなポジション移動 II-10、III-10、IV-14
4 分散和音 伴奏形としてのバランス まとめた和音の響きをきく 拍子感 III-9、14、16、17 2,5,6,7
5 アルペジオ スムーズな和音移動 II-15 15
6 手首の回転 手首・楽 指先は緊張 I-2、IV-23 13
7 連打 手首・楽、不必要に上げない 指先の強化 I-7、IV-2 12
8 半音・半音階 半音がにごらない=指の分離 ムダな動きをしない III-18 21
9 保持音 保持する為に力まない IV-12 4
10 装飾音 元メロディーの把握 飾りになる=小粒・キラリ 17
11 腕の交差 脱力 どこで左右が移ったかわからない すばやい移動 IV-15 27
12 重音(レガート) 三度のレガートのコツ 長い指と短い指を考えた弾きかた I-30、II-30、III-29、IV-29
13 オクターブ 「開きっぱなしのゴム」にならない III-15 26
14 その他
音色の変化 音色の違いをよりはっきり変える意識 I-22、II-18、 22
ペダル 耳でにごらないタイミングを覚える IV-5
フレーズ 二音のフレーズが基本 フレーズの読み取り⇒表現 I-19
リズム 拍子感 リズムにのる めだつリズムを表現 シンコペーション、左右違うリズム
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