001.楽でなければ良い音楽ではない
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思った音が出せる、というのが真のテクニックです。
そして、「楽」でなければ、良いテクニックではなく、良い音は出せません。
「楽」とは自分の体に感じることです。
自分の体が「楽」だと「良い音」が出て→それを聴くと「気持ちよい」。
そうなると、リラックスして、また「楽」に「良い音」が出るという、すてきなサイクルになります。
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逆のパターンになってしまうと、弾きにくい上に良い気分にならないので、つらい練習にしかならにですね 😣
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良い音を聴き、心も体も「楽」ですてきな気分で弾きたいものですね。
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ステップで、時々中学生くらいの方がエチュードと2曲目にポピュラーを弾かれることがあります。
ポピュラーは好きな曲で、心から楽しんでいるのか、ペダルの効果がとてもリラックスしていて、音も美しく、良い気分で聴いている側にも充分楽しさが伝わってきます。良いサイクルになっているのだと思います。1曲目のエチュードで、その逆のサイクルにはまってカチコチの演奏をしていてギャップにびっくりすることもあります(笑) 😄
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「良い気分」を作り出す方法はいろいろですが、ここでは1つの音を、できる限り「きれいに」弾いてみるということをしてみましょう。
あるひとつの音を決めてください。「ポーン」と鳴らした音を聴いて気持ちよくなるように工夫して見ましょう。弾きながら、腕をリラックスすると音が伸びて気持ちよくなりませんか? たとえばペダルをふんだらステキな音になったと、いい気分になりませんか? やわらかい、やさしい音が出たときも、美しいと感じたとき、良い音が出ていると私は思います。 そこで、自分が気持ちよくなるように工夫して、その音を鳴らしてみましょう。
体の姿勢や指にかける強さを変えたり、ペダルを踏んでみるのもよいでしょう。