ピティナ調査・研究

中野真帆子先生が世界公益同盟より金賞受賞

ピアニストの中野真帆子先生(ピティナ正会員)がフランスの世界公益同盟(Ligue Universelle du Bien Public)から金賞を受賞されました。2016年の銀賞に続いての受賞で、金賞の受賞は日本人として初めてです。

中野先生は音楽や執筆・翻訳を通して文化遺産や災害、病院や高齢者、チベットの人権擁護やカンボジアの子供たちのチャリティコンサートへの参加によってフランス内外の文化教育向上公共財の保護に尽力されてきました。また、フランス人アーチストの日本への招聘、フランスで活躍した音楽家たちの軌跡を紹介する連載等によって日本国内でのフランスのイメージアップにも貢献されています。

中野先生によるウェブ連載記事『パリ発~ショパンを廻る音楽散歩』はこちら

世界公益同盟は現在、非行政機関として国連に所属し、フランスと世界においての公的財産の有効化を理念に、あらゆる階層の社会的公益価値を喚起しながら世界中の善意ある人々の結集を目指している団体で、 過去にはケネディ大統領をはじめ、かつて駐日フランス大使として日本に駐在していたポール・クローデル、フランス・アカデミー会員であったピエール・カルダン、映画"愛と悲しみのボレロ"で有名なロベール・オッセン、ピアニストでは2019年にCaroline Murat-Haffner女史が受賞しています。