2020年、「記念年」を迎えた音楽家(作曲家)たち
特集
2020年、「記念年」を迎えた音楽家(作曲家)たち
2020年は「ベートーヴェン・イヤー」だそうです。ベートーヴェンは1770年生まれですから生誕250年ですね。
ピアノ曲事典もベートーヴェンの情報をより充実させる年にしたいと思いますが、他にも節目を迎えた音楽家がいます。ベートーヴェンはもう十分有名なので、むしろ他の音楽家に目を向けたほうがよい、という考え方もあります。
生誕念や没年は動きませんから、ベートーヴェンの記念年と「かぶる」音楽家はいつまでたっても注目される見込みがないことになります。考えてみれば、これは音楽文化にとって損失かもしれません。
そのようなわけで、ピアノ曲事典に登録されている音楽家(作曲家)のうち、2020年が記念年になる人物を一覧にしてみました。
生誕250年
生誕200年
- ケーラー (1820-1886)
- コルネリウス・グルリット (1820-1901)
- クリューガー (1820-1883)
生誕150年
- ヴィエルヌ(1870-1937)
- トゥルヌミール (1870-1937)
- ゴドフスキー(1870-1938)
- ノヴァーク(1870-1949)
- フロラン・シュミット (1870-1958)
生誕100年
ベートーヴェン作品の音源や解説文は、ソナタ等の有名曲については概ねそろっていますが、後世作られた編曲作品の登録などはまだ不十分です。ベートーヴェンを偲ぶなら、この分野の充実も図りたいところです。