ピティナ調査・研究

映画『デュオ 1/2のピアニスト』×ピティナ タイアップ キャンペーン&劇中曲のご紹介

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映画『デュオ 1/2のピアニスト』
2025年2月28日(金) 全国ロードショー!!
映画公式ページ

アカデミー賞作品賞含む主要3部門受賞『コーダ あいのうた』プロデューサーが贈る感動の実話―
難病により夢を奪われた、双子の天才ピアニストの苦難と葛藤と成功の物語。
いよいよ開幕するピティナ・ピアノコンペティション「デュオ部門」ともタイアップ。
デュオにまつわるキャンペーンや映画の魅力をたっぷりとお伝えいたします。

タイアップキャンペーン
今週のプレゼント

映画『デュオ 1/2のピアニスト』のムビチケを2組4名様にプレゼント!
数々の名曲が彩る作品を、ぜひ映画館で体感ください。

応募期間:2/20 17:00- 2/27 17:00

  • 当選の方には2/27中にオンライン・ムビチケのコードをメールにてご連絡いたします。
応募はこちら
映画『デュオ 1/2のピアニスト』×ピティナ・ピアノコンペティション

コンクールで、発表会での、”デュオ”のエピソードを募集いたします。 素敵なエピソードはピティナ公式ページor映画公式ページにてご紹介させていただきます。
皆様からのご投稿をお待ちしております!
エピソード投稿はフォームから または  #デュオっていいよね のハッシュタグで投稿ください。

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Introduction

双子の姉妹クレールとジャンヌは、幼い頃からともにピアノに情熱を注いできた。父親からアスリートのような指導を受け、名門カールスルーエ音楽院に入学する。ソリストを目指し、2人のキャリアを左右するコンサートのオーディションに向けて練習に励む日々。しかし、クレールとジャンヌは自分たちの両手が徐々に不自由になる難病にかかっていることを知る。最悪の事態に直面しながらも、改めてピアノが人生のすべてであり、かけがえのない大切な存在だということに気づく。そして、絶対に叶えたい夢を2人で掴み取るため、家族に支えられながら、自らの運命を変えていく―。

劇中曲のご紹介

本編を彩るクラシックの名曲の数々を、楽曲解説とともにフルバージョンでお届けします。

ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」 ニ短調 Op.31-2 第3楽章

主人公のクレールとジャンヌが名門カールスルーエ音楽院に入学し、クラス分けテストで演奏するシーンに登場し、幼い頃からいつも一緒だった2人を無情にも引き裂くことになる楽曲。ベートーベンの悪化する難聴への絶望が深まる感情を表したような、緊張感や切迫感が非常に高い曲ですが、まさにクレールとジャンヌが初めてお互いに抱くすれ違いが表現されています。また、学校の名誉がかかったコンサートのソリストをかけたオーディション曲としても登場し、クレールが厳しい練習や徐々に現れる手の痛みに耐えながら弾くシーンが焦燥感をかき立てます。クレール、ジャンヌ、そして優秀なライバルたちによる様々な演奏で聴くこともでき、演奏者による違いもお楽しみください。
第3楽章の冒頭はベートーヴェンのピアノソナタの中でも最も有名なメロディのひとつです。常に息つく暇もなく焦燥感を感じさせる楽章は、ロマン主義的な表現の先駆けともいえる魅力を持っており、ベートーヴェンを代表する名曲の一つです。

ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2

レナート先生に連れ出されたジャンヌが、無理やり人前で演奏を強いられ、怒りをぶつけながら弾く楽曲。叩きつけるような激しい音を響かせながら、ただならぬ緊迫感で包み込む音楽が、ジャンヌの心の声をそのまま表現するかのようです。その一方で、これまでクレールに隠れるように生きてきたジャンヌが、スポットライトを浴びてレナート先生や著名な指揮者にソリストとして認められる曲でもあります。
“陰”から出て輝きを放つ、まさに“月光”のようなジャンヌを、本楽曲がなんともドラマチックに物語を演出します。

チャイコフスキーの四季より 6月「舟歌」

難病に直面しながらも唯一無二の演奏法を生み出したクレールとジャンヌが、2人を見守るフィッシャー先生にその演奏法を披露する楽曲。チャイコフスキーが1年のそれぞれの月に合わせて作曲した中でも有名な1曲で、夏の夜の水辺の情景が思い浮かぶような開放感を感じられます。劇中では2人がピアノ・デュオへの道を切り開くまさにその瞬間であり、“父親のため”のピアノから“自分たちのため”のピアノへと生まれ変わる2人にとっての“船出”を象徴しています。

「四季」の各々の小品には詩が引用されており、6月には下記の市が引用されています。
岸に立てば 寄せる波
僕たちの足に接吻するだろう
星は神秘的な哀愁とともに
僕たちの上に光を放つだろう
エピグラフはプレッシェーエフ(プレシチェーエフとも)の「歌」(1845)より。
詩では一人称複数の「僕ら」と表現された2人が、波打ち際で船出を決心したようなエピグラフです。 映画を象徴する本楽曲の演奏は映画館でお楽しみください!

ピティナ・ピアノコンペティション デュオ部門

夢を絶たれた天才ピアニストの双子姉妹が、ある“ひらめき”によって生み出した唯一無二の奇跡の旋律。ピアノへのかけがえのない想いに気づいた時、“1/2のピアニスト”が最上級の“ソリスト”に生まれ変わる―。未だかつて誰も見たことのない、映画史に残るラストシーンが待つ。映画『デュオ 1/2のピアニスト』は2月28日(金)新宿ピカデリー 他 全国ロードショー。本作の続報に、ぜひご期待ください!!

作品情報
タイトル 『デュオ 1/2のピアニスト』 (原題:Prodigieuses/英題:Prodigies)
公開表記 2月28日(金)新宿ピカデリー 他 全国ロードショー
監督 フレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ 『216mois』で2014 SXSW 審査員大賞ノミネート(短編部門)
脚本 フレデリック・ポティエ、ヴァランタン・ポティエ、サビーヌ・ダバディ
撮影監督 ダニー・エルセン『人生は狂詩曲ラプソディ』
音楽 ダン・レヴィ『VESPER/ヴェスパー』
コンポーザー ダン・レヴィ『失くした体』
制作 フィリップ・ルスレ『コーダ あいのうた』『エール!』『ふたりのマエストロ』
音響 マルク・ドワーヌ『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
出演 カミーユ・ラザ、メラニー・ロベール、フランク・デュボスク、イザベル・カレ、エリザ・ダウティほか
配給 フラッグ/シンカ
各種リンク 映画公式HP
映画公式SNSアカウント
X:@duo_pianist0228
Instagram:@duo_pianist0228
#映画デュオ #デュオ2分の1のピアニスト
コピーライト © 2024 / JERICO - ONE WORLD FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA 2024 | フランス | 109 分 | カラー | ビスタ|DCP | 5.1ch | 字幕翻訳 星加久実 |G
ムビチケ情報 価格:¥1,600(税込)
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