ピティナ調査・研究

第167回 遺品 その2

ショパン物語
1.サンドの髪の毛 1848年度のショパンの手帳のカバーのポケットに絹で作られた封筒が見つかり、その蓋の内側には、ジョルジュ・サンドのイニシャル「G」「S」が縫われていて、サンドの髪の毛が入っていたという。サンドと別れ、一切コンタクトをとろうとしなかったショパンだが、イギリス旅行の間、その手帳と共に、サンドの髪の毛を持ち歩いていたと推測されるのである。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ
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