ピティナ調査・研究

第160回 迫りくる死

ショパン物語
1.終油の秘蹟 カトリックの儀式。死に行く人のベッドの横に神父が立ち、聖体をもって祈りを行う。病人は神父と二人きりになり、今までの罪を告白し、懺悔する。
2.神父 ショパンの友人のアレクサンデル・イェウオヴィツキが呼ばれた。ショパンの臨終にも立ち会う。
カトリックの信仰心があまりなかったショパンは最初は「終油の秘蹟」を受けるのを拒んだが、神父があまりにも懇願するので、受けたという。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ