ピティナ調査・研究

第157回 サンドの思い

ショパン物語
1.ルドヴィカとサンド ルドヴィカがノアンを訪れてからは、二人は友人として文通を続けていたが、ショパンとサンドが別れてからは、ルドヴィカもサンドとの文通、交流は断っていた。
1849年夏、ルドヴィカが来仏しショパンのもとにいることを知ったサンドは、9月1日にルドヴィカに「ショパンの病状を知らせて欲しい」との手紙を書くが、ルドヴィカは返事を出さず、サンドからこのような手紙がきたことをショパンにも知らせなかった。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ