ピティナ調査・研究

第149回 ドラクロワと語る

ショパン物語
1.ドラクロワの日記 1849年4月7日の日記に、「ショパンの家に行き、3時半頃、馬車で一回りするというショパンに付き合った。1日中音楽の話をした」と、その様子について書かれている。ショパンはモーツアルトについて「すべてが調和し、原則を守っている」とし、対するベートーベンについて「論理的に一貫性を欠いている。それは彼の独創性のせいではなく、永遠の原則に彼は背を向けているからだ」と話したらしい。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ