ピティナ調査・研究

第121回 ジェーン・スターリング

ショパン物語
1.ジェーン・スターリング スコットランドの富豪の令嬢で、パリに住んでおり、1843年頃、ショパンの弟子になったという。スターリング嬢はショパンに恋心を抱いていたが、ショパンのほうは単なる親しい知り合い、弟子としてしか扱わなかった。が、彼女を「善良な人」と評し、1844年4月に出版された二曲のノクターンOp55を彼女に献呈している。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ