ピティナ調査・研究

第118回 6年ぶりの演奏会

ショパン物語
1.パリで6年ぶりの演奏会 1848年2月16日、8時半開演された。プレイエルホール300席のチケットは、ショパンの希望で一般販売されず、予約方式で、コネクションのある限られた人たちしか買えなかった。
ポスターも、プログラムもなかった。それも、やはりショパンの希望であったという。
2.追加演奏会 2月16日の演奏会を聴けなかった人たちの望む声により、追加演奏会が企画され、予約名簿に600人以上の名が連ねてあったが、パリの2月革命が勃発し、中止となった。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ