ピティナ調査・研究

第106回 暴力事件その2

ショパン物語
1.暴力事件 サンドの友人たちへ宛てた手紙などによると、クレサンジェが彫刻用のハンマーをモーリスに振りかざし、サンドはそれを止めようと間に入り、クレサンジェを平手打ちをしようとしたが、クレサンジェに胸を殴られ(クレサンジェは押しのけようとしたのかもしれない)、それを見たモーリスが逆上し、拳銃をクレサンジェに向けた、という。
「殺人事件になるところだった」と、サンドは友人らへの手紙に、その様子を書いている。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ