ピティナ調査・研究

第099回 彫刻家クレサンジェ

ショパン物語
1.クレサンジェの名前 参考にしている本「ノアンのショパンとサンド」では、クレサンジェは「ジャン=バティスト・クレサンジェ」となっており、「決定版ショパンの生涯」では「オーギュスト=ジャン・クレサンジェ」となっている。
2.彫刻家クレサンジェ 当時33歳のクレサンジェは腕のある彫刻家であったが、飲んだくれで、喧嘩好きと、あまり評判の良くない人物であり、ショパンも「クレサンジェは育ちの悪い俗物」と思っており、後にソランジュがクレサンジェと結婚することをきき、心配したという。
クレサンジェは、彫刻のモデルにしたいと、サンドとソランジュに近づき、サンドの文学を褒め称えて、上手く取り入り、ソランジュにも言い寄り、口説き落とした。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ