第094回 小犬のマルキ
1.小犬のマルキ
シャルロット・マルリアニの友人サン=イジドロ伯爵夫人が、サンドのために小犬を探してくれていて、ショパンの使用人ピエールが、小犬をノアンまで連れてきてくれた。
サンドはこの光沢のある白い犬を気に入り、気品が感じられるということから、最初、名前は「リスト」と名づけられたが、さすがに「それはあんまりだ」ということで、「マルキ」ということになった。(犬の種類までは分からず、よって、マンガの犬の絵は適当です)
この小犬は自分の尻尾を追いかけまわしていたということから、ショパンの作曲した「小犬のワルツ」は、このマルキがモデルになったのでは、と言われてる。
ちなみに、この夏に作曲されたワルツは、この「小犬のワルツ」の他に嬰ハ短調、変イ長調がある。
サンドはこの光沢のある白い犬を気に入り、気品が感じられるということから、最初、名前は「リスト」と名づけられたが、さすがに「それはあんまりだ」ということで、「マルキ」ということになった。(犬の種類までは分からず、よって、マンガの犬の絵は適当です)
この小犬は自分の尻尾を追いかけまわしていたということから、ショパンの作曲した「小犬のワルツ」は、このマルキがモデルになったのでは、と言われてる。
ちなみに、この夏に作曲されたワルツは、この「小犬のワルツ」の他に嬰ハ短調、変イ長調がある。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ