ピティナ調査・研究

第058回 作曲の苦悩 

ショパン物語
1.作曲 この1839年のノアンでは、ソナタロ短調の作曲にショパンは熱をこめたと言う。
2年前に作った「葬送行進曲」を加えることも、ここで考え付いた。そして以前にできていた「ノクターン・ト短調」と対をなす新しい曲「ノクターン・ト長調」にとりかかる。また、パリでバッハ全集を出している出版社へ印刷の誤りを指摘し、解釈の誤りを校正していた。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ