ピティナ調査・研究

第046回 恋の逃避行計画

ショパン物語
1.愛人マルフィーユ もともとは、サンドの息子モーリスの家庭教師であった。サンドがショパンに心を奪われてからも、マルフィーユとはきちんと切れていなかったらしい。そんなマルフィーユも、サンドとショパンの仲を知り、ショパンのアパルトマンから出てくるサンドを待ち伏せし、追いかけたこともあるという。
2、.ら逃れるため、体の弱いショパンと、息子モーリスの療養もかねて、サンドは「空気がきれいで日光に恵まれた理想の場所」といわれる地中海スペイン領のマジョルカ島へ長期滞在する計画をたてたのであった。
林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ