ピティナ調査・研究

山地由貴先生(2021/11/29開催レポートより)

私のピティナ活用法~新入会員オリエンテーションレポートより
山地 由貴先生
国立音楽大学卒業。ヤマハ音楽教室システム講師。八王子tuttiステーション代表。
学びのために入会

まずは自己紹介を兼ねて現在のご活動や、ご入会のきっかけを教えてください。

私は、大学を卒業してから現在までヤマハのシステム講師として活動しています。最初はグループレッスンがメインでしたが、個人レッスン併用の専門コースを担当するようになってから指導について悩むことが増えました。そんなタイミングでピティナのセミナーに参加し始めたところ、毎回新しい発見や学びを得ることができ、もっと深く勉強をしていくために会員になりました。入会をきっかけに、生徒さんや娘もコンペやステップを受けるようになり、今ではピティナのサービスをたくさん活用しています。

使うほどにプラスになるピティナのツール

ナクソスやムジカノーヴァの定期購読などのオプションサービスにも加入されていますね。

ナクソスはたくさんの音源を聴き比べることができるので、指導にも活かせています。会員になったことで大幅な割引になりました。ムジカノーヴァについては、以前は楽器店で都度購入していましたが、買い忘れてしまうことやお店に行けないこともあったので、昨年から定期購読に切り替えました。今さら周りに聞けない指導のお悩みや、まさに今知りたい旬の情報が多いのでおすすめです。

eラーニングを活用されていますが、どんなメリットがありますか?

実地でのセミナーはあらかじめ時間と会場が決まっているため、都合が悪いときは参加を諦めていましたが、eラーニングではいつでも自宅で受講できるので、とても助かっています。アナリーゼや経験豊富な先生方による公開レッスンの動画など、充実したコンテンツが揃っている、非常に贅沢なサービスです。

ステップについてはどのように活用されていますか?

客観的なアドバイスをいただくことで、新たに気づかされることが多く、生徒さんだけでなく私自身の勉強にもなっています。ホールでの響かせ方や音のバランスなど、ステージ経験を通してしか学べないことも多いので、特に発表会やコンペの前には参加を勧めています。ステップを経験してから迎える本番は、アドバイスをもとに弾きこんでいる上に、一度人前で弾いたという自信を持てるので、より完成度の高い演奏ができます。

コンクールを通して得られる力

コンクールにも生徒さんをたくさん参加させていますが、挑戦によってどんな成長が期待できますか?

夏のコンペについては、四期の異なるスタイルの作品をしっかり学べるというのが大きな特徴だと思います。指導する際には、フレーズの捉え方やハーモニーの感じ方など、それぞれの時代や作曲家による演奏スタイルの違いを意識しています。また、予選を2回受けられるというのも、1度目の反省を次に活かせる良いシステムですね。惜しくも次に進めなかった方にも、本選曲は深く掘り下げて勉強してもらい、全員が四期の課題曲を仕上げるようにしています。実は私の娘もA2級からG級まで全ての級にチャレンジし、コンペとともに成長してきました。時には上手くいかないこともありましたが、そんな時こそこの経験から何を学ぶかを親子で考えました。コンペを通じて身に着けた精神的な強さは、生きていく上で重要な力になっていると思います。

コンクールとの付き合い方で意識していることはありますか?

コンクールには結果が付き物ですが、本番までの仕上げる過程において得るものはとても多いと感じています。結果だけでなく生徒さんの成長をしっかりと受け止め、半年前や1年前と比べてできるようになったことを本人や親御さんに積極的に伝えるようにしています。指導していく上で不安になることも多いですが、私も勉強を続けながら、生徒さんと一緒に成長していきたいと思います。

集合写真
先生方から寄せられたご質問
コンクールやステップの参加について

ステップは地域ごとに開催時期が決まっていますか?また、見学は可能ですか?

  • エリアごとに何月に開催する、といった形ではなくいつでも実施しています。
    コロナ禍においては関係者のみの来場ですが、本来は入場無料でどなたでも見学可能です。各地区で制限状況が異なりますので、先ずはステップ開催事務局にお問い合わせください。(本部事務局より)
  • 私は「発表会のようなもの」と聞いたので、見学もせず勢いで申し込みました。最初に参加したときは、メッセージ用紙の裏までコメントを書いてもらったことに驚いて、こんなに丁寧にコメントがいただけるならまた参加したいと思いました!(由貴先生)

ステージには出来るだけ多く参加した方が良いですか?

  • 多い方は毎月何かのステージに立っていますが、回数がすべてではないと思います。
    私のところでは、発表会プラスもう1つで、年2回以上が基本スタイル。毎月出ている人は「先月はこうだったけど、次はここを直したい」と自分で考えて取り組んでいるので成長スピードは早いですね。とはいえ、いっぱいいっぱいになってしまうと基礎がおろそかになるなどのマイナスも生まれてしまうので、無理のないペースで、常に目標がある状態が理想だと考えています。

コンクールのために、どのくらい準備期間を取っていますか。

  • 私の場合、ピティナのコンペティションでは2月末の課題曲発表からいくつか曲を弾き始め、3月半ばには曲を決めています。GWまでに4曲弾けるようにしつつ、バッハやチェルニーなどテキストは止めずに進めています。最近では、先に本選の曲を練習して、予選の間際に予選の曲に注力するスケジュールにしていますよ。また、提携コンクールで課題曲が1曲の場合は、準備は2か月くらいかけています。

コンクールと普段のテキストを両立するにはどうしたら良いでしょうか?

  • 勤務先の楽器店教室の年度初め(5月)に、生徒に「今年は何をする?」と聞くようにしています。コンペの参加についてはそれよりも前の2、3月に決めるので、それを踏まえて他のイベントをどのくらいこなすか、イベントに追われないように、先回りして〇月頃に譜読みを進めようか、など相談します。
    コンクール前になると言われていないのにハノンやチェルニーを家に置いてくる子がいますが、その時は「毎週必ずやるものだから持ってきてね」と、テキストを進めることがベースにあることを伝えています。
各種会員サービスについて

支部の所属先はどう選べばいいですか、あとから変更は可能ですか。

  • 支部の変更はいつでもOKです。ご本人からのご連絡ならばメールやお電話1本で対応いたします。所属先をどう選ぶかについては、「ステップやセミナーに参加しやすい近隣」「お世話になっている楽器店」「仲の良い先生・仲間がいる所」といった観点で決める方が多いです。(本部事務局より)
  • 私は長らく無所属でしたが、後からお知り合いの先生が入っている支部に加わりました。(由貴先生)

SUKUSUKUや、あんしん保険、休業補償は入会すると自動で入っているものですか?

  • 別途でお申込みが必要です。それぞれ入力フォームがございますので、ご希望の方は以下のリンクからお申込み下さい。また、あんしん保険は加入締切日がございますのでご注意ください。(2022年度のお申込みは2021年1月31日(月)まで)
SUKU×SUKU

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  • 有料のプレミアムプランもございます。詳しくはご案内ページをご覧ください。
ピアノ教室あんしん保険

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ピアノの先生・演奏家のための所得補償サポート(休業補償)

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eラーニングのお勧めのコンテンツは何ですか?

  • 私自身、バロック期の指導法を磨くためにピティナの「バッハづくし」に参加したのが入会のきっかけでしたので、バッハ等を取り上げたコンテンツはよく活用します。種類も豊富なので、沢山の動画が視聴出来ますよ。同じテーマについて色々な先生のお話が聞けるので、幅広い視点で勉強出来て良いです。あとは楽曲アナリーゼや公開レッスンもおススメです。
参加しての感想
  • 入会はしていたものの知らないことが多く…今日参加して、ピティナをフル活用するとこんなに成長できるんだ、まだまだできることがあるんだと感じることが出来ました!(狩野 いづみ 先生/東京)
  • コンクールに向けた準備期間について、具体的なスケジュールや状態を聞けて良かったです。指導者が前もって計画、準備すること・基本をおろそかにしない丁寧なレッスンが大切なことを感じました。(S.K.先生/北海道)
  • ピティナの活動内容はある程度知っていましたが、実際に事務局の方やベテランの山地先生のお話を聞くことで、より一層理解できたと思います。また、他の先生方との交流もとても刺激になりました。(山原 智美 先生/大阪)