ピティナ調査・研究

小川由美子先生(2021/7/30開催レポートより)

私のピティナ活用法~新入会員オリエンテーションレポートより
小川由美子先生
名古屋芸術大学短期大学部音楽科ピアノ専攻卒。おがわピアノ教室主宰。
ステージ経験を求めて入会

ピティナに入会されたのはいつ頃でしょうか?

2006年に入会し、今年で16年目になります。お知り合いの先生からピティナのツールで様々なステージ経験や研鑽が積めると伺い、興味を持ったのがきっかけです。入会後はまずステップに生徒を参加させてみました。当時の私は、生徒が楽しくピアノを続けることを目標としていたので、他の先生から評価をいただくということに緊張したのを覚えています。課題曲に幅があるので初心者でも挑戦しやすく、目標ができたことで生徒たちの練習の仕方が変わっていくのを実感しました。そして指導する私自身が曲について深く勉強するようになり、生徒にとっても指導者にとっても良い刺激がありました。

今生徒さんにはどのようなペースで参加させていますか?

年に2回はステージに立つことを勧めています。最初は少数での参加でしたが、ステップに挑戦した生徒のお名前や写真を教室のお便りに載せているうちに保護者の目にもとまり、だんだんと人数が増えていきました。

ステップにはどのような曲で参加していますか?

普段勉強している教材から選び、ステージに向けて磨き上げています。コンクールを控えている生徒はリハーサルとして活用することもあります。

コンクールについてはどのように挑戦を促しているのでしょうか?

定期的に教室でコンクールについての説明会を開催するなど、生徒全員に対して平等に情報発信をし、興味を持ってもらっています。こちらから強制することはありませんが、生徒さんが迷っているように見える場合は背中を押すこともあります。

情報収集に役立つムジカノーヴァ、eラーニング

ムジカノーヴァの定期購読もされていますが、どのような雑誌なのでしょうか。

レッスンで役立つ内容が多く、重宝しています。毎月異なるテーマが特集されていて、曲の分析や作曲家、指導法など様々な種類の知識に触れることができます。発表会の選曲に使える曲紹介などもあり、マンネリ化に悩む生にもおすすめです。情報が溢れるこのご時世、常にアンテナを張ることが指導者として大事なことだと思っています。

eラーニングも活用されていますね。

通常のセミナーでは1度きりの受講ですが、eラーニングでは気になった箇所を見返すことができるので、復習としても活用できるのがメリットです。特にコンペの時期には、課題曲についての解説を何度も聴き、理解を深めています。ピアノ学習者のほとんどが経験するブルグミュラーやソナチネについても、私自身が習ってきたものとまた違った解釈があると思うので、常にアップデートできるように色んな先生の解釈を学んでいきたいです。

支部・ステーションでの活動

先生は名古屋栄支部でご活躍ですが、どのような活動をされているのでしょうか?

発足3年目の若い支部ですが、和やかな雰囲気で活動しています。ステップやコンペの運営にスタッフとして関わることで、イベントの裏側も見ることができます。コロナ禍ではオンラインでの会議がメインですが、そのぶん運営の際に実際にお会いして近況報告をすることがとても楽しいです。

集合写真
先生方から寄せられたご質問

ステップでは、一度受けたら次回は上の級を受けなければならないのでしょうか。(高島 仁美先生/香川)

何度でも同じ級を受けることはできますし、級を飛ばして受けることもできます。ですが、生徒本人が「上のレベルに挑戦したい」と希望することが多いので、私は基本的に前回よりも上の級に出すようにしています。
また、課題曲に選定されている曲を自由曲に選ぶことも出来ます。自由曲では、受ける級と異なるレベルの曲を選んでも良いので、その子の力量に合わせて選曲を調整されると良いでしょう。

小川先生が初めて生徒さんをコンペに参加させた時のお話を伺いたいです(羽石 洋子先生/栃木)

もちろん最初は不安でした…!
コンペは敷居が高いというイメージがあったので、自分自身も評価されると思ってしまい「(自分の指導は)これで良いのだろうか」と悩むこともありました。
なので、生徒がプレッシャーを感じないように「このコンクールはすごく難しいコンクールだから、まずは予選を通過できたらいいよね。」「先生も頑張るから一緒に頑張ろう!」と声かけをしていました。予選を通れなかった場合、結果が出た当日は落ち込んでしまいますが、そこまでの努力は必ず実になるし、その成長度合いは本人にも分かるほど。なので、コンペ後のレッスンでは「すごく上手になっているね」と、できるようになったことをたくさん褒めてあげることが大事ですね。

現在の私自身のレッスンは「好きな曲ができたら良い」「来てもらえることがありがたい」というスタンスですが、それだとモチベーションを維持するのが大変です。ピティナの会員になると、自分自身の勉強の機会が得られることで、生徒さんのモチベーションにもつながりますか。(A.T.先生/大阪)

コンペに臨むにあたっては、自分自身がしっかり教えられるように、セミナーに何度も足を運び、色々な先生の意見を聞くよう心掛けました。eラーニングも活用したり、課題曲アナリーゼ集を購入して、まず自分で練習しました。そして、生徒さん自身に目標を設定してもらうこと、保護者の方のご理解を得ることも大切だと思っています。

eラーニングでは、全てのセミナーを閲覧することができますか?

著作権に問題があるものを除いて、基本的に全ての本部主催セミナーをご覧いただけます。

参加しての感想
  • 有意義な時間を過ごさせていただきました。これから少しずつですが、コンペティションに参加できるレベルの生徒さんを育てるのを目標に頑張りたいと思いました。(A.T.先生/大阪)
  • コンペ、ステップについて聞くことができ、参加がより現実的になりました。(田原 淑美先生/兵庫)
  • オンラインだとスケジュールが立て込んでいる時も参加させていただけて本当にありがたいです!また、ピティナステップについて私も情報を知りたかったところでしたので、その点でも今回のオリエンテーションは大変助かりました。ありがとうございました!(川瀬 由紀子先生/東京)