ピティナ調査・研究

中野昌子先生(2021/6/24開催レポートより)

私のピティナ活用法~新入会員オリエンテーションレポートより
中野昌子先生
国立音楽大学音楽学部教育音楽学科第Ⅰ類専攻卒、上尾ステーション代表。
熱意に圧倒された入会初期

ピティナに入会したのはいつ頃でしょうか?

25年ほど前、懇意にしていた楽器店の方に勧められて入会し、すぐにステップの見学に行きました。正直なところ、わざわざ休日に集まるなんて熱心だな、と驚いたのが当時の率直な感想でした。

今ではたくさんの生徒さんをピティナのステージに出されていますが、その後どのような心境の変化があったのでしょうか?

楽器店の方の猛プッシュにより、特にやる気のある生徒数名をステップに参加させてみたところ、初めて手にするパスポートやアドバイザーからのあたたかいコメントに想像以上に喜んでくれました。他のお教室の生徒さんの演奏に刺激を受け、「次はあの曲を弾きたい!」と自ら目標を立てる生徒の様子を見て、他の子にも積極的にステップ参加を勧めるようになりました。

ステップのみならず、コンペや提携コンクールにも生徒さんを参加させていますが、どのように挑戦を促していますか?

ステップ参加を機に意欲的に取り組む生徒が増え、中にはステップでは物足りなさを感じる子も出てくるようになりました。コンクールの見学をしたときは、レベルの高さに圧倒されましたが、生徒の熱意に引っ張られるように挑戦し、それに追いつくように私も指導の勉強に力を入れていきました。

新しく入会された生徒さんには、どのようにステージを勧めているのでしょうか?

ピティナのステージに興味を持ってもらえるよう、ステップやコンペのパンフレットをお教室に置いています。特にステップは今取り組んでいる曲で参加できること、そして「〇〇ちゃんにはこの曲がいいと思うよ」と具体的な内容をお話ししていくうちに、参加を決めてくれる方が多いです。

ライフステージが変化しても学び続ける

先生ご自身の研鑽は、どのようなコンテンツを活用していますか?

入会当初は毎週のようにセミナーに参加していました。最初は導入期の指導について学びたくて、バスティンを中心に勉強しましたね。今はご時世的に外出も控えているため、eラーニングを活用して自宅で受講しています。ピアノの指導者には女性が多く、結婚や出産、介護などライフステージによって様々な状況に置かれることがありますが、このようなツールを活用すれば常に学び続けることができると思います。

支部・ステーションに関わる事で得られるつながり

支部やステーション活動の中で刺激になることはありますか?

教室を始めた当初は孤独を感じていましたが、ステーション活動を始めてからは熱心で前向きな仲間が増えました。支部の中で独自の勉強会を頻繁に開催しているので指導力向上にもなりますし、先生同士で様々な情報交換ができるので、とても刺激的です。セミナー後にお仲間の先生方とランチに行くのも楽しみの一つです。

集合写真
先生方から寄せられたご質問
支部・ステーション活動について

支部に所属したものの、どう活動に関わっていけば良いかわかりません。(尾野 美和先生/東京)

それぞれの支部・ステーションの活動内容についてはピティナ・コミュニティをご覧ください。活動に参画したい支部・ステーションがある場合には本部事務局にご連絡いただけたら仲介いたします。新たに所属したい支部が見つかったり、変更したい場合も、本部事務局宛に電話やメールでお声がけいただければOKです。
ご自身が所属する支部の協力ステーションでなくても関わることができますし、複数のステーションに関わることも可能です。(本部事務局)

私も最初はよくわからず、実際に生徒を参加させるようになって初めて、運営に携わっている先生にお声がけいただくようになりました。時間があるときは同じ支部内の複数のステーションのお手伝いをしていました。それぞれカラーがあるので複数関わることでより多くの刺激を得られたと思います。(中野 昌子先生/ゲスト)

生徒募集について

指導にブランクがあり、再開後なかなか生徒募集が思うようにいかない事に悩んでいます。(K.N.先生/愛知)

ウェブサイトを一昨年リニューアルしてブログも定期的に書くようにしました。リニューアル前は半年に2,3人ほどお問合せがありましたが、更新が滞り1年が経ったころに退会が相次ぎ、新規のお問合せも来ず…となってしまい、更新を再開したものの状況が好転しなかったのでリニューアルに踏み切りました。今年になって生徒が満員になりました。(藤山 令先生/福岡県)

私はブログのほかに、インスタグラムもこまめに更新する中で生徒が増えてきました。(田村 容子先生/東京都)

発表会の実施方法

今年教室を始めて1年目。まだ生徒が少なく、発表会をどのように実施したらよいか悩んでいます。(仲本 沙織先生/広島県)

はじめは大学の時に同門だった友人の発表会に混ぜてもらいました。一緒に行うことで写真やお花の手配、記念品の準備など発表会運営のノウハウを知ることが出来ました。(中野 昌子先生/ゲスト)

駆け出しの頃は、喫茶店などでピアノが置いてあるお店を貸切にして、演奏後にはお茶とお菓子を楽しむ…という形で行いました。(当時の生徒数は6,7人)その時はお花の準備なども皆に持って帰ってもらえるくらいのちょっとしたものにしました。今は他の先生と3人で合同発表会をしています。(K.N.先生/愛知)

コロナ禍での発表会の実施はしましたか?また、対策はどのようにしましたか?(岡田 久美先生/北海道)

■ 挙手によるアンケート

2020年度 実施した…3人/動画共有・オンライン…1人/しなかった…5人
2021年度 実施する…7人/動画共有・オンライン…2人

今年は、3月に開催された楽器店主宰の発表会に参加しました。換気・消毒を徹底し、舞台袖と受付に例年以上にスタッフを動員しました。ドアは開けっぱなしにして、休憩は例年以上に時間を取りました。受付ではスタッフ3名が常時待機し検温や消毒、名簿記入の対応を行いました。舞台袖の待機人数を例年5人→2,3人に減らし、演奏前にマスクを外す形にし、袋に入れ名前を書くようにしました。(奥野 彰子先生/大阪)

(舞台上での)マスクはとりたい人は舞台袖でマスクケースに入れてもらい、とりたくない人は着けたまま出演してもらいました。例年は管弦楽体験をしているがそちらはやむなく中止し、連弾・2台ピアノに切り替えました。2部制で入れ替え、会場の動線も一方通行にするなど工夫しました。(K.N.先生/愛知)

参加しての感想
  • ピアノの先生の繋がりができ、レッスンや発表会への色々な意見や、やり方について知ることができました。独りよがりではなく、広い視点でピアノ教室が運営できると感じました。(酒井 晶子先生/神奈川)
  • ピティナの中で、知らなかった他のコンクールのことや、ステーションの活動など、参加しやすいものも知ることができて良かったです。(齋藤 友香先生/東京)