ピティナ調査・研究

七五三掛朋美先生(2021/04/27開催レポートより)

私のピティナ活用法~新入会員オリエンテーションレポートより
七五三掛朋美先生
東京音楽大学卒、同大学院修了。七五三掛朋美ピアノ教室主宰。
ステップとの出会いを機に入会

先生の自己紹介を兼ねて現在のご活動や、ピティナへの入会のきっかけなど教えてください。

現在は茨城県古河市の自宅で教室を主宰する傍ら、ステップのアドバイザーやコンペの審査員として全国各地に行かせていただいています。教室には趣味でピアノを楽しむ方から音大受験を目指す方まで、様々な属性の生徒が在籍しています。
ピティナに入会したのは今から8年ほど前、ステップの存在を知ったことがきっかけです。当時は教室を始めたばかりで生徒数が少なく、発表会の開催が難しいことが悩みでしたが、ステップなら生徒に人前での演奏機会を作ってあげられること、そして自由曲で参加できることに魅力を感じ、入会を決めました。

一番活用しているピティナのツールは何でしょうか?

やはりステップです。ピティナのステージに立つとステージポイントをいただけるのですが、5回や10回の節目で継続表彰を受けることができます。私の地域の学校では、朝会で表彰されたり、記念演奏の機会をいただけるなど、学校側もその成果を認めてくれるケースが多く、それが生徒のモチベーションにつながっているようです。課外活動の記録として内申書に記載できるケースもあり、保護者の立場としても前向きに考えられるシステムだと思っています。

生徒さんをステップに参加させる際はどのように選曲をしていますか?

本人が気に入っている曲や弾きたい曲があるときは、それを仕上げて参加することが多いです。コンクールの前のリハーサルとして活用することもあります。

すぐ実践したくなるレッスン見学・eラーニングの学び

レッスン見学にも参加されていましたが、いかがでしたか?

初めて参加したときには、なんて贅沢な企画なのだろうと感動しました。経験豊富な先生方のレッスン室にお邪魔し、その素晴らしいご指導や門下生の演奏を間近で見学できたことは、非常に刺激的で充実した経験でした。初めて見学に伺ったのは小倉郁子先生の教室です。どの生徒さんもピアノの前に座っている間だけではなく、レッスン室に入る前からソルフェージュの課題に取り組む姿を見て、すぐに自分の指導にも取り入れることにしました。実際のレッスンの一部始終を見るからこそ、学べることも多いと感じています。

会員限定の特典であるeラーニングもお使いいただいていますね。

毎日のように視聴しています。家事をしながら聴き流すこともありますし、セミナーの中で気になる解釈があれば、一度動画を止めてすぐに試すこともできます。場所や時間を気にせず、自分のペースで勉強できるのが最大のメリットだと思います。

集合写真
先生方から寄せられたご質問
ステップについて

指導者でステップに参加される方はいらっしゃいますか?

ソロで参加される方も、生徒さんとの連弾で参加される方も、たくさんいらっしゃいます。(七五三掛先生/ゲスト)

2人で参加する場合の参加料等を教えていただけますか?

2名とも「参加者」として登録する場合、1名分の参加料金+1,500円です。

参考:ステップの参加料金表へ

ちなみにステップには、23段階からなる各レベルの合格をめざす「23ステップ」と、規定時間内で好きな曲を演奏する「フリーステップ」があり、2名登録でもそれぞれのコースにより可能な演奏編成が異なります。

「参加者」の定義、および参加人数の詳細へ

23ステップ 課題曲・自由曲の2曲とも連弾曲
フリーステップ 規定時間内であれば、ソロと連弾を組み合わせて参加可能
  • 2名とも「参加者」として登録の場合

生徒さんにステップをすすめる時は、どのようにお声がけされていますか?

実際に教材の曲が仕上がったタイミングで「頑張って弾けるようになったから出てみない?」「他のお友達にも聞いていただきましょう」「アドバイザーの先生にメッセージで褒めていただきましょう」などと声をかけています。継続表彰や、パスポートに参加シールが貯まっていくのも次の目標がたてやすく楽しく参加できているようです。(七五三掛先生/ゲスト)

ステップでのアドバイスはどのような内容でしょうか?

とても温かいメッセージがいただけます。私自身も生徒さんが頂いたメッセージに励まされています。アドバイザーという第三者からの言葉だと、普段のレッスンで指摘している内容だとしても新鮮な気持ちで受け止めてくれるように思います。(七五三掛先生/ゲスト)

コンペティションについて

コンペティションの会場は、参加者以外でも見学可能でしょうか?

時期ごとの状況を踏まえ、最終的な方針はウェブサイトにてお知らせいたします。

コロナ禍になる前は、実際にコンペに参加する1年前のタイミングで、予選会場の見学を提案していました。実際の雰囲気を目の当たりにすることでモチベーションアップにつながるようです。(七五三掛先生/ゲスト)

課題曲チャレンジの活用法を知りたいです。

課題曲チャレンジは、コンペのように当落を気にしなくてよいので、気軽に参加できます。飛び級して弾きたい曲に挑戦しやすいのも魅力です。もちろんコンペティション本番前の練習として参加することもあります。(七五三掛先生/ゲスト)

予選では近現代以外にどの期を選ぶのが良いか迷っています。

様々な考え方があると思いますが、私は2曲のコントラストが感じられるように選曲すると生徒さんも楽しく取り組めると思います。例えば片方が長調だったらもう1曲は短調、テンポの速い曲に対しては遅い曲など、お互いを引き立たせるような組み合わせにしてはいかがでしょうか。(七五三掛先生/ゲスト)

コミュニティについて

支部やステーションへの参画について教えていただけますか?

支部への所属は、所属の有無も含め自由にお選びいただけます。所属することで、その支部が独自に行っている会員同士の交流会、セミナー、コンペティション予選などの開催情報が得られます。ステーションについては1つに限らず、複数のステーションの活動に参画することが可能です。

その他コンテンツ活用法

eラーニングについて、おすすめの動画や使い方があればお聞きしたいです。

コンペ課題曲のセミナーは、それぞれの級別に視聴できるので、レッスンの前に生徒さんが参加する級の課題曲を聴くようにしています。(七五三掛先生/ゲスト)
eラーニングページへ

教室紹介を利用したいと思い入会しました。活用法があれば伺いたいです。

私は自分の教室紹介ページにレッスン情報やメッセージだけでなく、動画も掲載しています。教室の雰囲気が伝わるよう、普段のレッスンの中で撮影した動画が多いですね。(七五三掛先生/ゲスト)

また、教室紹介ページにご自身の教室ウェブサイトURLを掲載することも可能です。ウェブサイトをまだお持ちでない先生には、簡単にウェブサイト作成ができるピアノレッスンのサポートツールLesson Timeも併せてご活用いただけたらと思います。

参加者アンケートより
  • 初対面ながら、全国の先生方とアットホームな時間を過ごすことができました。ステップのさまざまな利用方法を具体的に伺えてよかったです。これからも勉強の場として活用したいと思います。
  • まずは私自身が体験してみようとステップに参加予定です。これからもピティナを通していろいろと経験を重ねていきたいと思います。
  • 七五三掛先生の貴重なお話をお伺いすることができて、とても有意義な時間となりました。
  • 以前から教室ホームページを作成したいと思っておりましたが、今回レッスンタイムの情報を教えていただき、早速、念願のホームページ作ってみました。簡単にできて、本当によかったです。
  • 先生同士の繋がりや生徒のレッスンの目標になるものなど、たくさんの情報が得られる場であり、とても有意義でした。
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