作曲家の世代当てクイズ!

作曲家の世代当てクイズ!
掲載日:2012年10月19日
執筆者:上田泰史
今日は「作曲家の世代当てクイズ!」です。
この作品は、1831年にフランスのある作曲家によって出版されたものです。聴いた感じ、バロックに通じる割と「古風」な印象を受けますね。でも、1831年といえばショパン(1810~1849)がパリに到着した年で、その数年後には《12の練習曲》作品10を出版するといった時期です。
さて、まさに新しいスタイルのピアノ音楽が次々に生み出されていたこの1830年代、このスタイルで作曲する作曲家、世代的にはいつごろの生まれの人だと思いますか?選択肢から選んでみてください。
[古典派]
a. 1750年代(モーツァルト世代)
b. 1770年代(ベートーヴェン世代・フンメル)
[初期ロマン派]
c. 1780年代(ウェーバー世代)
d. 1800年代(メンデルスゾーン世代)
[ロマン派]
e. 1810年年代(ショパン、リスト世代)
答えはこちら!
動画の作品は、ショパンが一時師事しようか迷ったパリのピアニスト・コンポーザー、フレデリック・カルクブレンナー(1785~1849)の作品でした。曲は《ハンドガイドの補助を用いてピアノを学ぶためのメトード》作品108、第二部の練習曲集から第6番です。
ということで、
答えは c. 1780年代(ウェーバー世代)でした。
解説は次回掲載いたします!