U35オンラインピアノ指導者交流会 開催レポート
U35若手指導者交流会
開催レポート
2025年12月12日(金)、若手ピアノ指導者(35歳以下)を対象としたオンライン指導者交流会を開催しました。今回は「教室の規約とお金」をテーマに意見交換をしました。教室運営において避けては通れない「規約の作成」と「お月謝・諸費用」など、各先生方の実践的な工夫や悩みが共有されました。その内容の一部を紹介します。

教室規約の作成と運用
トラブルを未然に防ぎ、指導者自身の身を守るための規約づくりについて。
規約に盛り込むべき項目
- お月謝の支払いタイミングや、振替レッスンの可否、休会・退会時のルールなどを基本項目として掲載している。
- 駐車場での事故や、教室内の備品破損、送迎時のトラブルなど、免責事項や賠償に関する記載がとても重要。実際に駐車場で保護者の車が事故をしたときに、規約を作成していたおかげで指導者側の負担は0だった。
- SNSへの動画・写真投稿に関する承諾についても、事前のアンケートなどで確認し、規約に反映させている。そうすれば、広報活動などで動画・写真を使用する際に逐一確認する手間が省ける。
運用の工夫
- 紙の規約は紛失しやすいため、教室公式LINEのトップメニューからいつでも閲覧できるようにしている。
- 「文字が多すぎると読まれない」という懸念に対し、A4用紙1枚程度に要点を絞ってまとめ、詳細はその都度伝えるようにしている。
お月謝・レッスン料の設定と値上げ
物価高騰の中、適切なレッスン料の設定や値上げのタイミングについて。
料金体系の設定
- 年齢や学年で区切って設定している。
- 使用する教材(例:ブルグミュラー修了後など)やレベルに応じてステップアップさせる仕組みを導入している。
- 導入期の幼児は指導の手間がかかるため、あえて低く設定せず、一律にしている。
値上げの告知
- 値上げを行う際は、3ヶ月前など余裕を持って告知している。
- 4月の新年度に合わせて行うよりも、あえて時期をずらして(例:7月など)告知することで、退会に繋がりにくいような感覚がある。
生徒募集とSNSの活用
現代の教室運営に欠かせないSNSでの発信について。
Instagramの有効性
- 教室の雰囲気や指導者の人柄、練習風景などを写真や動画で伝えることで、入会後のイメージを持ってもらいやすく、集客への効果が高いように感じる。
Googleマップの活用
- 地域名での検索に引っかかりやすくするため、Googleマップ等で教室の場所を表示させている。「近所でピアノを習いたい」と思っている人に見つかりやすい。
確定申告の効率化
個人事業主として避けては通れない確定申告について。
クラウド会計ソフトの利用
- スマホ一つでレシートを撮影し、仕訳ができる「Taxnap(タックスナップ)」などのアプリや、PC作業がメインの先生には「Freee」などのソフトがおすすめ。
- 溜め込むと大変な作業になるため、月ごとに収支を締め、コツコツと入力しておくことが「地獄を見ない」ための秘訣。



