ピティナ調査・研究

「きらきら星変奏曲」おうちリレー!(わたしのKeep on Music 第8回)

わたしの Keep on Music
第8回「きらきら星変奏曲」おうちリレー!
熊谷麻里先生(正会員/埼玉県川口市)
モーツァルト「きらきら星変奏曲」13人おうちリレー
友達の演奏を見て演出もパワーアップ

4月に緊急事態宣言が出て、ピアノ教室内もさらに重苦しいムードになりました。3月から休校も続き、保護者の疲弊なども見えてきて、レッスンも思うようにはできない。あまりにも悔しくて、こんな前代未聞の状況で、何かできないか…と考えて思いついたのが、「きらきら星変奏曲」のおうちリレーでした。「一人一つ変奏を弾いて、おうちで動画撮影してもらい、それをつなげて編集してみたら、面白いかも!」と思ったのです。

実は「きらきら星変奏曲」の13人リレーは、12年前の発表会のステージでやったことがあり、とても楽しかった思い出があります。連弾と違い、一緒に弾くということがないので、編集も自分でできるかもしれない!と生徒たちに呼びかけて練習をしてもらい、 おうちで動画撮影して、LINEで送ってもらいました。

約束したのは、

  • テンポ120
  • 演奏者とカメラは約2メートル(!)
  • 演奏はマジで
  • 演出は面白く

ということくらいでした。(これはいつも発表会のアンサンブルの時の約束事でもあります)

ピアノの上に必ず何か好きなものを置いてもらうこともお願いして、歩きながら弾き始めて、弾き終わりそうになったら、立ち上がっていなくなる、というお願いをしました。

それを動画編集アプリで編集。この作成過程が楽しすぎました。ワクワクが止まらなかったです。動画が送られて来た人から少しずつつなげて、メンバー全員に送ると、友達の演出を見て、さらに工夫して動画撮影してくれたり、最後の1週間は日々差し替えながらどんどん楽しい映像になっていったのです。

企画から完成まで2、3週間くらいだったと思いますが、その間、とても盛り上がっていました(特に私が!)。生徒たちも楽しかったと言っていましたし、おうちで撮るので保護者も一緒に楽しんでくださったようです。出来上がってからは、ピアノ教室内で見てもらって、みんなが笑顔になってくれたようです。

この状況下だからこそ実現した企画に、みんな笑顔!

保護者の方や見てくださった方々からも、感動の声がたくさん上がりました。

  • 素晴らしいです。演奏はもちろんですが、それぞれの個性の出る弾き方がある中で1つの曲をつなぐ、本当に素敵です。
  • 久しぶりにお友だちのピアノを聴いて共に参加できたことをとても嬉しく思いました。
  • 最初は上手く弾けずイライラしていましたが、一緒に完成動画を観ると、ぱっと表情が明るくなって、笑顔になっていました。これも嬉しい。
  • それぞれのお家で弾いているのに、まるで同じ場所で弾いているような連帯感、すごくよかったです。

連帯感は、普段のレッスンや発表会で培ってきたものだと思います。私としては、長い時間かけて生徒を育ててきて、一緒にこんなことができたことに、感動でした。生徒たちの学校が休みで時間がたくさんあったからこそできたことで、このような状況でなければ考えもしなかったし、実現もできなかったことでした。

多くのピアノ関係の方にこの動画を見ていただき、楽しんでいただけたら嬉しいです!

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